
ご購入いただいた方に、長く快適にお使いいただくために、家具づくりと同じくらいこだわっていることが『製品検査』です。
浜本工芸で実施している検査は合計300項目以上にもなります。
素材・動作・外観検査など、製品ごとに適した検査項目を設け、検査する人も変えながら、何重もの徹底した製品検査を実施しています。
製品検査は、お客様からいただく声などを参考にしながら、社内でミーティングをおこない、定期的に検査方法の改善、検査項目の追加・見直しをおこなっています。
家具づくりに必要な様々な素材は、入荷時におこなう素材検査とは別に、各工程の担当者が作業に入る前と作業途中にも素材検査をおこないます。
検査担当とは違う目で見ることで、固定概念による見落としを防ぎます。
各工程・パーツごとに異なる検査項目に基づき、作業途中と作業後に各工程の担当者が検査をおこないます。
作業後の完成パーツは、担当者とは別に各工程のリーダーも検査を実施しています。
最終検査では、主に、外観検査・動作検証をおこないます。
外観検査では、見る距離・角度を変えながら、傷や打痕、塗装ムラをチェック。
動作検証では、引出やドアの開閉検査、着座時の音鳴り検査などを実施しています。
こうした何重もの検査に合格した製品には、その証として『検査シール』が貼られます。
一部の製品については、外部の専門機関に委託し、JIS規格にもとづいた強度試験もおこなっています。
座面に60kgのおもりを乗せ、前脚を30mm引き上げたあと落下させる。(4000回)
1300N(ニュートン)の力を10秒間加える。(10回)
560N(ニュートン)の力を10秒間加える。(10回)
500N(ニュートン)の力を10秒間加える。(10回)
390N(ニュートン)の力を10秒間加える。(10回)